白いキャンバスに、天才の筆が躍る。ピカソの創造の瞬間を捉えた、芸術が生まれる過程そのものを描くドキュメンタリー。
1955年、南フランスのスタジオ。20世紀最大の画家パブロ・ピカソの前に、特殊な透明キャンバスが置かれる。カメラはその向こう側から、天才の創造のプロセスを克明に記録。何もない空間に線が引かれ、色彩が生まれ、形が構築されては破壊される。ピカソの思考と筆の動きが、観る者の目の前でリアルタイムに展開。完成に至るまでの迷い、閃き、そして歓喜。本作のために描かれた20点もの作品は撮影後に全て破棄。映画そのものが芸術となった、奇跡のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 昔、水森亜土がテレビ番組で即興的に絵を描いていたことを思い出した
- これは何度でも観たくなる
- 天才の頭の中は
- しつこいほどに一から上書きして描き直してた、そして描きあげたやつを勢いよくナシに
ドキュメンタリー
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間78分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演パブロ・ピカソ