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落語の演目「芝浜」に魅入られた噺家の、芸と現実が交錯する日々。夢か現か、男が辿り着く境地とは。
売れない若手落語家、三語郎。彼が挑むのは、大ネタ「芝浜」。大金入りの財布を拾った男が、女房に「あれは夢だった」と諭される人情噺だ。しかし、稽古を重ねるほどに、三語郎は物語の世界と自身の現実との境界を見失っていく。恋人との関係、芸への葛藤。虚構と現実が入り混じる中で、彼は噺家として、一人の人間として、本当の「オチ」を見つけ出すことができるのか。芸の深淵を覗き込む、一人の男の物語。
ネット上の声
- 落語家の芸と実生活がリンクしていく様がすごく人間臭くて引き込まれた。最後は不覚にも泣いてしまった。
- 派手さはないけど、じわじわくる人間ドラマ。見終わった後に色々考えさせられる。
- 泣けるって聞いてたけど、そこまでではなかったかな。でも独特の雰囲気は好き。
- これぞ邦画の良作!
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督壱岐紀仁
- 主演友部康志
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恵まれた家庭で生まれ育ち、詩人を自称する青年ナギ。一方、複雑な家庭環境で暮らすヒナは、大人びた雰囲気のナギに依存していた。無人島へ行くというナギに、デートをしたいヒナは無理やりついて行くことに。ナギがその島へ出向いた理由を知らないヒナは、いつもと同じ時間を過ごすのであった。
ネット上の声
- 〖ながおか映画祭/長岡インディーズムービーコンペティション2020:短編映画〗
- ベーチェット病とは、全身に多彩な症状を起こす炎症性疾患
- 5月5日は日比谷野音にて
- 詩人なのに浅いなぁ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督松隆祐也
- 主演櫻井保幸
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俳優として活動してきた完山京洪が初監督を務め、2010年SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でSKIPシティアワードを受賞した人間ドラマ。恋人との微妙な気持ちのずれから、日常のバランスを失ってしまった女性の姿を、繊細なタッチで描き出す。外国人相手に日本語教師をしている真琴と恋人の伸司は同棲を始めて2年。友人が結婚を決めたことに影響され、伸司は結婚を意識し始める。いっぽう、結婚よりも自分のことで精一杯な真琴は、結婚を甘く考える伸司を面倒くさく感じていたが、そんなある日、自分が妊娠していることに気づく。
ネット上の声
- 俳優は泣かずに観客を泣かせろ
- リアルから遠ざかって
- せつないねー
- 彼のことにしろ自分のことにしろ、なぜ直ぐに病院へ行かないのか、体調不良の原因は何
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督完山京洪
- 主演村上真希