1945年8月6日、広島。一発の原子爆弾に全てを奪われた少年が、絶望の焦土を裸足で生き抜く。
1945年、第二次世界大戦末期の広島。主人公は、貧しいながらも家族と明るく暮らす少年、中岡ゲン。しかし、8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾が彼の日常を無慈悲に破壊する。一瞬にして焦土と化した街。父、姉、弟を失い、身重の母と二人きりで生き残ったゲン。飢えと放射能、そして人々の絶望が渦巻く地獄の中で、彼は決して希望を捨てない。麦のように踏まれても強く生きろという父の言葉を胸に、ゲンは裸足で大地を踏みしめる。戦争の不条理と生命の尊さを描く、魂の物語。
ネット上の声
- 78回目の広島原爆の日(8月6日)ということで、広島の原爆を描いた『はだしのゲン
- 第二次世界大戦中、中岡家は貧しい中でも互いに支え合って暮らしていた
- 踏まれても踏まれても逞しい芽を出し真っ直ぐ伸びる麦になれ
- あのキノコ雲の真下の光景とその後の人々を描く
アニメ
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督真崎守
- 主演宮崎一成