ミュージシャン、ジム・ホワイトが錆びついたシボレーで旅するアメリカ南部。音楽と信仰、そして貧困が渦巻く「聖書地帯」の魂を探すドキュメンタリー・ロードムービー。
オルタナカントリー歌手ジム・ホワイトが、古びたシボレーを走らせ、アメリカ南部の深淵を巡る旅。目的地は「斜視のジーザス」を探すこと。ゴスペルが響く教会、寂れたジューク・ジョイント、刑務所、そして神秘的な沼地。彼は道中で出会う個性的なミュージシャンや市井の人々とセッションを重ね、この土地に根付く信仰、罪、救済、そして音楽の物語を紡ぎ出す。これは単なる音楽ドキュメンタリーではない。忘れ去られようとしているアメリカの原風景と、そこに生きる人々の魂の叫びを記録した、詩的な映像の旅。
ネット上の声
- 中上健次の小説やルポタージュを読んでいるかのような文学度の高い作品
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国イギリス
- 時間82分
- 監督アンドリュー・ダグラス
- 主演ジム・ホワイト