音響技師が迷い込んだ、音のない映画と光溢れる迷宮都市リスボン。消えた監督を追い、街の音を探す旅。
ドイツの音響技師フィリップ・ウィンターのもとに、友人である映画監督フリードリヒから届いた一枚の絵葉書。「助けに来てくれ」。その言葉を頼りに、彼はポルトガルの首都リスボンへ。しかし、フリードリヒの姿はなく、残されていたのは音のないモノクロの映画フィルムだけ。監督の行方を探すうち、フィリップはマイクを片手にリスボンの街へ。路面電車のきしむ音、人々のざわめき、ファドの物悲しい歌声。街に溢れる「音」を集め、映画を完成させようとする彼の試み。映像と音、そして都市そのものを巡る、詩的なロードムービー。
ネット上の声
- ヴェンダースだけが生みだせる空気、至福感
- “映画への愛”が率直に込められた傑作
- 遠くへ行きたい (ノ ´ー`)ノフッ
- ひと味違う?ロードムービー
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国ドイツ,ポルトガル
- 時間104分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演リュディガー・フォグラー