闇に閉ざされた屋敷で繰り広げられる愛憎劇。盲目の令嬢と若きマッサージ師、禁断の官能サスペンス。
昭和初期、人里離れた古い屋敷。そこで暮らすのは、事故で視力を失った若く美しい令嬢・亜紀子。彼女の心の闇に光を灯したのは、新しくやってきた盲目のマッサージ師・道夫だった。同じ境遇を持つ二人は、触れ合う指先を通じて次第に惹かれ合っていく。しかし、屋敷に渦巻く嫉妬と欲望が、二人の純粋な愛を歪んだ悲劇へと導いていく。五感を研ぎ澄ませた先に待つ、衝撃の結末。
ネット上の声
- 古典的なゴシックホラー調の奇譚と『下女』や『召使』をチープにしたような乗っ取り系
- 線が切れているのに電話がかかってくるんだから、相手は亡霊に決まっている
- この週のロマンポルノは、「性談牡丹燈籠」と本作の、怪談二本立て
- 団地妻以降、そして歳を経てからの彼女のイメージとは反して、
サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督西村昭五郎
- 主演白川和子