昭和34年に公開された「野獣死すべし(1959)」の続編。復讐に賭けたクールな主人公が、非情な戦いを展開するハードボイルドアクション。原作は大藪春彦の小説『野獣死すべし・復讐簾』。脚本は工藤裕弘と「薔薇の標的(1972)」の白坂依志夫、監督は脚本も執筆している「野獣狩り」の須川栄三、撮影も同作の木村大作がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 原作主人公の伊達邦彦を藤岡弘が演じる本作
- 前年に同じ布陣で撮られた『野獣狩り』のザラついたリアリズムとはまた違った、無国籍
- 殴り、入れ歯とれ、死体轢き、公衆電話男撃ち、血、カラー、現場検証、英語教授、生徒
- 完全に向こう側の世界にいる復讐鬼・藤岡弘の一切ぶれない格別の凄み
アクション
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督須川栄三
- 主演藤岡弘