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本作が長編デビューの新鋭・小林啓一監督が、大金を拾った女子高生と友人が巻き起こすアクシデントを通して、現代に生きる若者の瑞々しい表情を全編モノクロームの映像で描いた青春ドラマ。新聞の採点を日課にしている高校生の川島いずみは、ある日、大金の入った財布を拾う。財布の持ち主を無事に探し当てたいずみだったが、そこから事態は思わぬ方向へ動き始め……。2011年・第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した。
ネット上の声
- 「今どきな感じ」がいい!!傑作邦画です。
- 監督には「女子高生の彼女」がいるのかも…
- 女子高校生版『サイタマノラッパー』に〜
- リアルな女子高生の生。魅力的な主人公
青春
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督小林啓一
- 主演池田愛
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「ぼんとリンちゃん」「逆光の頃」など思春期の少年少女たちの心の機微を描き続けている小林啓一監督が2011年に手がけた青春映画「ももいろそろを」。移ろいやすい高校生の日常を全編モノクロームの映像で描き、東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞するなど高い評価を得た同作を、製作から10年を経てカラー版で公開。新聞記事の採点を日課にしている高校生の川島いずみは、ある日、30万円の大金と学生証の入った財布を拾う。記載されていた住所を頼りに持ち主の家と思われる大邸宅を探り合てたいずみだったが、その表札の名前を、過去に新聞記事で目にした記憶がよぎる。気になって図書館で新聞を調べてみると、財布の持ち主が天下り官僚の息子であることがわかり……。
ネット上の声
- 世の中すべてお金...なのか?
- 主人公のキャラクターがある意味素直な言葉をオブラートに包むの逆みたいな感じでいい
- 大金の入った財布を拾った女子高生が、友人2人と一緒に持ち主に返しに行ったことから
- この天才監督を正当に評価する言葉を知らない‼️
青春
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督小林啓一
- 主演池田愛
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122年間にわたり地元の人たちから愛されながらも、建物の老巧化などを受けて2014年8月に閉館した広島県福山市のシネフク大黒座。映画館の閉館をめぐるさまざまな人たちの思いを、大黒座での実話などを盛り込みノスタルジックに描く。閉館を目前に控えた大黒座で働き始めたばかりの明日香は、館内で謎の老人と出会う。老人は奇妙な言葉を残し、忽然と姿を消してしまう。明日香の幼なじみでバーテンダーのアキラは大黒座で映画を見て育ち、いつの日か自分の映画を作ることを夢見ていた。閉館に反対する人々をなだめ、気丈に振る舞う大黒座の女性支配人。劇場の壁に町の人が書いたメッセージで埋まり、大黒座は閉館の日を迎えた。劇場を埋め尽くした観客は、最後の映画が映し出されたスクリーンにそれぞれの思い出に胸を熱くする。そして明日香の前に、あの老人が再び現れた。監督は本作同様に広島を舞台にした「ラジオの恋」を手がけた広島県出身の時川英之。
ネット上の声
- 映画業界に携わった人は必見ラストは号泣必至
- 大黒座への哀惜を敷衍 ( ふえん ) する。
- 映画館で映画を観るのがやっぱり好き。
- 天使の正体が、、、(非常に長文です。)
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督時川英之
- 主演藤原令子