全4作品。エリック・オーウェンズが出演した映画ランキング

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」2019～20シーズンの第6作。アメリカ南部の港町を舞台に、つましくも陽気に生きる黒人たちの愛と悲しみを心に染みるメロディで描いたガーシュウィン作曲による名作「ポーギーとベス」（2020年2月1日上演）を収録。1920年頃のチャールストン。腕っぷし自慢のクラウンは、サイコロ賭博の最中に仲間のロビンズを殺害して逃亡する。置き去りにされたクラウンの情婦ベスは、以前から彼女に思いを寄せていた足の不自由なポーギーに匿われ、恋に落ちるが……。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」2022～23シーズンの第8作。スパイク・リー監督作の音楽でも知られるジャズミュージシャンのテレンス・ブランチャードが手がけ、実在した黒人ボクサーの葛藤を描くオペラ「チャンピオン」（2023年4月29日上演）を収録。 1950年代後半。才能あるボクサーのエミール・グリフィスは、王者ベニー・パレットとの対戦中にゲイであることを隠語でからかわれ、彼を打ちのめして死なせてしまう。その後、エミールは王者として名声を得るが、パレットの死は彼を悩ませ続ける。70歳を超え、ボクサー生活の後遺症で認知症を抱えるエミールは、パレットの家族に許しを乞おうとするが……。

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新公演をスクリーン上映する人気企画「METライブビューイング」2016～17シーズンの第3作で、 21世紀を代表する女性作曲家カイヤ・サーリアホによる名作オペラ「遙かなる愛」 （16年12月10日上演）を上映。「シルク・ドゥ・ソレイユ」で知られる世界的演出家ロベール・ルパージュが演出を手がけ、幻想的な世界を創りあげる。12世紀フランス。騎士歌人としての享楽的な生活に飽き飽きしていたブライユの領主ジョフレは、巡礼の旅人からトリポリの女伯爵クレマンスの話を聞き、彼女こそが自分の理想の女性だと考える。一方、クレマンスも巡礼の旅人から受け取ったジョフレの詩を読み、彼への想いを募らせていく。ついにクレマンスに会いに行くことを決意したジョフレは、海を渡ってトリポリを目指すが……。

ジークフリート（ジェイ・ハンター・モリス）は指輪を最愛のブリュンヒルデ（デボラ・ヴォイト）に託し、人間界へと旅立つ。ライン河のそばのグンター家に到着した彼はハーゲンに忘れ薬を盛られ、彼の妹グートルーネに心を移す。そのせいで指環は奪われ、怒り狂ったブリュンヒルデはハーゲンにジークフリートの弱点を教えてしまう。