「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」「スリ」などの名作を手がけたフランスのロベール・ブレッソン監督が、「アーサー王伝説」の後日譚である王妃グニエーヴルと円卓の騎士ランスロの不義の恋をモチーフに、騎士道精神の崩壊を現代的視点から描いた歴史ドラマ。聖杯探索に失敗して多くの死者を出し、城に帰還した円卓の騎士たち。その中のひとりであるランスロは、王妃グニエーヴルとの許されざる恋に苦悩していた。不倫の解消を神に誓うランスロだったが、グニエーヴルにその気はない。彼らの不義を利用して権力を手にしようと企むモルドレッドは、仲間を増やすべく暗躍する。そして騎士たちの絆に亀裂が入り始め、事態は思わぬ方向へと展開していく。1974年・第27回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。
ネット上の声
- 上手い映画と面白い映画は、まったき、違う
- ロベール・ブレッソン監督作品8作品目…
- 円卓の騎士たちの寒々とした終焉
- 肉と鎧のバイオレンス映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間84分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演リュック・シモン