高知県内の各所の人々、風景、出来事などをカメラに収めた、記録映画風アート・フィルム。監督は「エクスタシーの涙/恥淫」の大木裕之。95年2月に開催された展覧会“クールの時代/美術のノイズ・ミュージック”展への出品作品として、高知県立美術館が企画・製作を行い、大木監督に制作を依頼した異色作である。作品は一見脈絡のない画の数々を、脈絡なく1パート10分の6つのパートに分けて構成している単なるイメージ映像のように見えるが、全体からは全てが大木監督を中心に緊密に結ばれていることが分かってくる。95年作品。96年ベルリン国際映画祭フォーラム部門ネットパック賞受賞のほか、各国の映画祭から招待を受けている。16ミリ。
ネット上の声
- 『ターチ・トリップ』に似ているけどこちらはもっと作為的で、数字のカウントやグリッ
- ・マイケル・スノウみたいなことやってる
- 高知の風景と人々のポートレイト
- 音楽的な実験映画
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督大木裕之
- 主演清岡恭久