少年院の非行少年たちを追う衝撃のドキュメンタリードラマ。彼らの生の声が社会に突き刺さる。
1960年代初頭、日本の少年鑑別所。窃盗や暴力などの罪を犯し、社会から隔離された少年たち。この映画は、俳優ではなく、実際に収容されている彼ら自身が主人公。カメラは、施設での規律正しい生活と、その内面に秘めた葛藤を静かに映し出す。少年たちは、自身の生い立ち、犯した罪、そして未来への不安を赤裸々に語り始める。社会復帰という目標を前に、彼らは過去とどう向き合うのか。厳しい訓練と仲間との交流の中で、彼らの心に微かな変化が芽生え始める。再生への道を見出すことはできるのか。
ネット上の声
- ああやって煙草に火をつけるんだ!(驚)
- 生涯ベスト1作品
- 「銀座の街は歩いたことがないな~、護送車の中から見ただけ…」という不良少年の物語
- 暴力があるのは確かだが、引きこもりやネット上の罵詈雑言が溢れかえる現代と比べたら
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督羽仁進
- 主演山田幸男