終戦直後のドイツ。父を探す二人のフランス人兄弟とドイツ人少年。敵国同士の間に芽生えた、国境を越える友情の物語。
第二次世界大戦終結直後の1945年、ドイツ。フランス人の兄弟アントワーヌとガビは、戦争捕虜だった父がまだドイツで生きていると信じ、国境を越えて父探しの旅に出る。そこは、戦争の爪痕が生々しく残る荒廃した土地。言葉も通じず、飢えと寒さに苦しむ二人。そんな彼らが出会ったのは、一人のドイツ人少年フランツだった。最初は「敵国の子」として反発しあう三人。しかし、共に困難を乗り越える中で、憎しみは次第に理解へと変わり、固い友情が芽生え始める。戦争が引き裂いた世界で、少年たちが見つけた希望の光とは。
ネット上の声
- 悲しいラスト。でもほのぼの。(不謹慎?)
- ラスト・・・
- もう一度見直したい作品
- 逃亡兵との次第に仲良くなってくはなしって悲劇でしかないのわかってるんだけどガツン
- 製作年1989年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ジャン=ルー・ユベール
- 主演リシャール・ボーランジェ