日本復帰前夜のコザ。変わりゆく沖縄で生きる人々の日常と葛藤を、幻想的に描く映像詩。
舞台は1970年代初頭、本土復帰を目前に控えた沖縄のコザ市。アメリカと沖縄の文化が混在する混沌とした時代。製糖工場で働く青年レイシューは、復帰に向けた社会の変化と人々の動揺を肌で感じていた。米兵相手の商売、土地問題、そして自らのアイデンティティへの問い。彼はこの変化の波の中で自らの生きる道を見つけようともがくが、時代の大きなうねりは個人の思いを飲み込んでいく。沖縄の神話や音楽が交錯する幻想的な映像の中、彼が見つめる「楽園(パラダイス)」の眺めとは。歴史の転換点に立つ人々の選択。
ネット上の声
- 2019年、令和一本目の鑑賞
- 細野さんが出ているし細野さんのサントラが神なのでアレだが、話はろくすっぽ分からん
- 元々アンビエントミュージックに傾倒していた頃の細野晴臣作品が好きで、彼が音楽を担
- 歌手の小池玉緒さん、りりィさんや細野晴臣さんが出演されている稀有な作品
沖縄、 ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督高嶺剛
- 主演小林薫