アナトール・リトヴァーク監督、シャルル・ボワイエ、ダニエル・ダリュウ主演で一九三六年にフランスで作られた「うたかたの恋」の再映画化。世にマイヤーリンク事件として知られる、ハプスブルグ家の皇太子ルドルフの悲劇を描くこの作品を再び映画化したのは、オーストリー映画界で、監督は「題名のない映画(1948)」のルドルフ・ユーゲルト。エルナ・フェンチのシナリオにより、撮影はギュンター・アンデルス。音楽はウィリー・シュミット・ゲントナー。主演するのはかつてのウィーン映画のスター、ポーラ・ヴェセリーの娘、新人クリスチャーネ・H・ヴェセリーとルドルフ・ブラック。他に「脱走者」のウィニー・マルクス、アッティラ・ヘルビガー、「菩提樹」のカール・エーマン、リル・ダゴファー等が出演する。製作指導ヘルバート・グルーバー、製作ワルター・チャーデン。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国オーストリア
- 時間106分
- 監督ルドルフ・ユーゲルト
- 主演ルドルフ・プラック