イランに蔓延する薬物汚染。麻薬王を追う孤高の刑事と、貧困が生んだ巨大な悪。終わりなき闘いを描くクライムサスペンス。
薬物中毒者650万人。深刻な汚染に喘ぐイラン。麻薬取締班の刑事サマドは、長年追い続けた麻薬王ナセルをついに逮捕する。しかし、法廷でナセルが語ったのは、貧困が生んだ犯罪の連鎖と、警察内部の腐敗という衝撃の事実。正義を信じて突き進んできたサマドの信念が揺らぎ始める。果たして本当の悪は誰なのか。社会の底知れぬ闇と、終わりの見えない闘いを描く、緊迫のクライム・サスペンス。
ネット上の声
- イラン映画のイメージを覆された。警察と麻薬王の執念のぶつかり合いがリアルすぎて息が詰まる。社会問題にも切り込んでて、見終わった後も色々考えさせられた。
- 冒頭の追跡シーンからもう釘付け。特に貧民街の人の数がすごくて、あの迫力は圧巻だった。
- めちゃくちゃ面白かった!
- 内容はすごいんだろうけど、暴力シーンとかがキツくてちょっと疲れちゃった。救いがない感じがして、個人的にはヘビーすぎたかな。
サスペンス、 アクション
- 製作年2019年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間131分
- 監督サイード・ルスタイ
- 主演ペイマン・モアディ