1940年代アメリカに実在した殺人鬼カップル、マーサ・ベックとレイモンド・フェルナンデスを題材にしたクライムドラマ。年老いた母親と暮らす巨漢の看護師マーサは、新聞広告の恋人募集欄「ロンリー・ハート」で知り合った男性レイに惹かれていく。しかし彼の正体は、寂しい独身女性を狙う結婚詐欺師だった。全てを捨ててレイと生きることを選んだマーサは、彼の共犯者として結婚詐欺に加担するように。しかし次第に相手女性たちへの嫉妬心を抑えきれなくなり、殺人まで犯すようになっていく。当初は無名時代のマーティン・スコセッシが監督に抜擢されたが1週間で降板し、オペラ作曲家のレナード・カッスルがメガホンをとった。全米公開時はリアルな殺人描写が原因ですぐに上映終了したものの、その後フランソワ・トリュフォーが絶賛するなどして注目を集め、カルト・クラシックとして語り継がれることとなった。日本では2000年に初公開され、17年に同じカップルを題材とした映画「地獄愛」の公開にあわせてリバイバル上映。
ネット上の声
- 新聞報道と法廷記録に基づいて作られた映画
- 早くこの作品の事を忘れてしまいたい。
- 百貫デブの年増女が男に狂って暴走
- これも事実に基づいた映画なんだ!
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督レナード・カッスル
- 主演シャーリー・ストーラー