萩原朔太郎の娘・萩原葉子の小説「天上の花 三好達治抄」を映画化した文芸映画。
萩原朔太郎を師と仰ぐ青年・三好達治は、朔太郎の末妹・慶子に思いを寄せるが拒絶されてしまう。十数年後、慶子が夫と死別したことを知った三好は、妻子と離縁して彼女と結婚。太平洋戦争の真っただ中、三好と慶子は越前三国でひっそりと新婚生活を送り始めるが、潔癖な人生観を持つ三好は、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみを制御できなくなっていく。
東出昌大が三好達治、入山法子が萩原慶子、吹越満が萩原朔太郎、漫画家の浦沢直樹が詩人・佐藤春夫を演じ、原作者・萩原葉子の息子である萩原朔美も出演。「火口のふたり」の荒井晴彦が五藤さや香と共同で脚本を手がけ、「いぬむこいり」の片嶋一貴が監督を務めた。
ネット上の声
- 昔の詩人や小説家はワガママだったのだろう
- 芸術家、詩人のある一面を活写した作品
- 穏やかそうな映画と思ってなんとなく観ていたら途中ほぼサイコホラーだった、怖すぎた
- 「詩人の映画」だと、映画独自の抽象表現やら台詞の美しさやら勝手に期待してしまって
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督片嶋一貴
- 主演東出昌大