1980年、ポーランド。自由を求める労働者たちの闘争を、一人のジャーナリストの目を通して描く歴史的傑作。
舞台は1980年、共産主義体制下のポーランド、グダニスク。政府のプロパガンダ放送に携わるジャーナリストのヴィンケルは、自主管理労組「連帯」のストライキを指導する若き労働者マチェクのネガティブキャンペーンを行うよう命じられる。マチェクの身辺を調査するうち、ヴィンケルは彼の父がかつて労働者の英雄であったこと、そして政府によって弾圧された悲劇的な過去を知る。労働者たちの熱気と、体制の圧力の間で揺れ動くヴィンケル。彼はジャーナリストとしての良心と、国家からの命令との間で、重大な決断を迫られる。歴史のうねりの中で、個人の信念が試される瞬間。
ネット上の声
- 『大理石の男』の続編
- 政治的主張
- アンジェイ・ワイダ監督の81年作で、カンヌのパルム・ドールを受賞した社会派ドラマ
- グダニスク造船所のストライキを題材に、当局の意を受け労働者たちに接触する記者の取
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国ポーランド
- 時間152分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演イエジー・ラジヴィオヴィッチ