無声時代「東京の合唱」「生れてはみたけれど」「出來心」「大学よいとこ」等幾多の名作を生み、戦前「一人息子」「淑女は何を忘れたか」「父ありき」等を発表昨夏帰還した小津安二郎の再起第一回監督作品。脚本は「美人哀愁」以来「出來心」「浮草物語」「一人息子」「戸田家の兄妹」「父ありき」に至るまで数多くの協同作品をものした自身と池田忠雄の協同で、撮影には「鍵を握る女」「許された一夜」等の厚田雄春が当っている。小津作品のおなじみの俳優が顔をそろえている他、往年の名子役突貫小僧の実弟青木富廣が少年役で出演している。
ネット上の声
- 人情物語は苦い薬を飲ませるための糖衣だったのです
- 布団がアメリカ国旗に似てるんですけど…
- 晩春、麦秋に比べると少し味気ない...。
- 長屋の紳士たちに戦後処理を頼んだ?
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督小津安二郎
- 主演飯田蝶子