戦争は終わった。しかし、解放された強制収容所で始まる、魂の彷徨と愛憎の物語。
1945年、ドイツ。ナチスの強制収容所から解放されたポーランドの若き詩人タデウシュ。しかし、彼を待っていたのは自由ではなく、連合軍管理下の避難民キャンプでの新たな“収容”生活。戦争の記憶に苛まれ、人間性を失いかけた彼は、同じく収容されていたユダヤ人女性ニナと出会う。激しくぶつかり合いながらも惹かれ合う二人。絶望的な状況下で、彼らは生きる意味と愛を見出せるのか。巨匠アンジェイ・ワイダが描く、戦争が残した心の傷跡。
ネット上の声
- 1945年初頭のドイツ
- 撮り方と台詞回しが独特な…手持ちで顔に急接近したりするのはドキュメンタリー志向が
- 一度極限まで尊厳を踏みにじられた歴史が、かつての輝きを取り戻すのは不可能なのか
- (ポーランド映画祭2013) 第二次大戦後ドイツの迫害から解放されたはずのポーラ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ポーランド
- 時間105分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演ダニエル・オルブリフスキー