馬に魂を奪われた19世紀の天才画家ジェリコー。芸術と狂気の狭間で、伝説の馬「マゼッパ」を描き出す、情熱と執念の物語。
19世紀フランス。ロマン派の画家テオドール・ジェリコーは、馬の力強く野性的な美しさに異常なまでの執着を見せていた。彼の心を捉えたのは、裸で荒馬に縛り付けられ、荒野を疾走した男「マゼッパ」の伝説。その壮絶なイメージをカンヴァスに焼き付けるべく、ジェリコーは厩舎に住み込み、馬を解剖し、その本質に迫ろうとする。芸術のための探求は次第に常軌を逸し、彼を狂気の淵へと追い詰めていく。これは、一人の画家が絵筆に命を懸けた、壮絶なる創作活動の記録。
ネット上の声
- 19世紀の画家、ジェリコーの、馬に魅せられ、情熱的に取り組む姿を描いた作品
- 時代考証ぐちゃぐちゃでも許されるのが仏スタイルなんだろうか…
- 馬乗りは絶対に観るべき作品也
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督バルタバス
- 主演ミゲル・ボゼ