30年間続いた伝説のラジオ番組、その最終公演の幕が上がる。舞台裏で交錯する、スターたちの人生模様と最後の歌声。
舞台はミネソタ州に実在する「フィッツジェラルド劇場」。長寿ラジオ公開番組「プレーリー・ホーム・コンパニオン」の最終回当日。司会者、カントリー姉妹デュオ、歌うカウボーイコンビら個性豊かな出演者たちは、長年この番組と共に人生を歩んできた。しかし、番組が巨大企業に買収され、この日の放送が彼らにとって最後のステージとなることが決定。終焉を前に最高のショーを届けようと舞台に立つ彼らの裏では、それぞれの過去、恋愛、確執が交錯。さらに死を告げる謎の美女も現れ、劇場は混乱と哀愁に包まれていく。音楽と笑い、そして涙が織りなす一夜限りの物語。
ネット上の声
- 常に平熱で淡々とアメリカ社会や映画そのものを皮肉るアルトマン監督のあまりにも遺作
- アナログ世界への愛情が一杯詰まっている
- 人間味溢れる優しさと、明日への希望
- 虚実とも素直に受け入れられる魔術
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ロバート・アルトマン
- 主演メリル・ストリープ