実在した女優シビレ・シュミッツをモデルに、人々に忘れられた女優ベロニカ・フォスの悲惨な後半生を描く。82年ベルリン映画祭でグランプリを受賞。製作はトーマス・シューリー。監督は82年6月に麻薬中毒のために死亡したライナー・ヴェルナー・ファスビンダーで、この作品は「マリア・ブラウンの結婚」(78)、「ローラ」(81、日本未公開)と並んで戦後ドイツ史三部作と称していた。脚本はペーター・メルテスハイマーとペア・フレーリッヒ、撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はペール・ラーベンが担当。出演はローゼル・ツェッヒ、ヒルマール・ターテ、コーネリア・フロベス、アンネマリー・デューリンガーなど。リアルト・フィルム、トリオ・フィルム、マラン・フィルムが製作に協力している。
ネット上の声
- ファスビンダーが描く“戦後ドイツ”
- 鮮烈なモノクロ映像で綴る悲劇
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品2本目🎬✨
- 物語の呪縛
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国ドイツ
- 時間115分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ローゼル・ツュヒ