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ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。ヒトラー役を演じるのは、舞台俳優オリバー・マスッチ。
ネット上の声
- 現在に現れたヒトラーに対する人々の世代間ギャップに危機感を覚えた
- 単なるコメディに留まらない奥の深さが絶妙
- ヒトラーはドイツそのものです!
- ヒトラーは我々の心の中にいる。
コメディ
- 製作年2015年
- 製作国ドイツ
- 時間116分
- 監督ダーヴィト・ヴネント
- 主演オリヴァー・マスッチ
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ドイツの絵本作家ジュディス・カーが少女時代の体験を基につづった自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を、「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンク監督が映画化。1933年2月。ベルリンで両親や兄と暮らす9歳のアンナは、ある朝突然、「家族でスイスに逃げる」と母から告げられる。新聞やラジオでヒトラーへの痛烈な批判を展開していた演劇批評家でユダヤ人でもある父は、次の選挙でのヒトラーの勝利が現実味を帯びてきたことに身の危険を感じ、密かに亡命の準備を進めていたのだ。持ち物は1つだけと言われたアンナは大好きなピンクのうさぎのぬいぐるみに別れを告げ、過酷な逃亡生活へと踏み出していく。アンナの父を「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチ、母を「ブレードランナー 2049」のカーラ・ジュリ、心優しいユリウスおじさんを「お名前はアドルフ?」のユストゥス・フォン・ドーナニーが演じた。
ネット上の声
- 拍子抜けするほどのポジティブ感が、コロナの時代にちょうどいい
- 「象徴」とするには微視的に過ぎないか。
- 少女のみずみずしい視点が貫かれた秀作
- 【G(全年齢対象)でベストな戦争映画】
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ドイツ
- 時間119分
- 監督カロリーヌ・リンク
- 主演リーヴァ・クリマロフスキ
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オーストリアの作家シュテファン・ツバイクが1942年に発表し、命をかけてナチスに抗議した書として世界的ベストセラーとなった小説「チェスの話」を映画化。
ヨーゼフは久々に再会した妻とともに、ロッテルダム港からアメリカへと向かう豪華客船に乗る。かつてウィーンで公証人の仕事をしていた彼は、オーストリアを併合したナチスドイツに貴族の資産の預金番号を教えるよう迫られるも拒絶し、ホテルに監禁された過去があった。豪華客船ではチェス大会が開かれ、世界王者が乗客全員を相手に戦っていた。世界王者と船のオーナーの対戦の際、オーナーにアドバイスして引き分けに持ち込んだヨーゼフは、自ら王者と一騎打ちをすることになる。ヨーゼフのチェスの強さには、ある悲しい理由があった。
「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチが主演を務め、「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のフィリップ・シュテルツェル監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- とらきちさんのレビューを読んで物凄く興味をそそられた作品!地元に上映館がなくひた
- ツヴァイク小説を映像で味わう楽しみ
- 原作小説の脱構築を試みた意欲作だが
- 世界王者ミルコの物語も是非‼
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国ドイツ
- 時間112分
- 監督フィリップ・シュテルツェル
- 主演オリヴァー・マスッチ
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「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチとカーチャ・リーマンが再共演を果たし、ドイツの格差社会を風刺したブラックコメディ。造園家のエヴィ・ミュラー・トッドは、整形外科医の夫クラウスと優雅な暮らしを送っていた。ある日、クラウスは酔った勢いで、ネット上に「奴隷募集中」と記載した求人広告を出してしまう。翌日、自宅の前に奴隷の格好をした人々が集まっているのを見て驚いた夫妻は彼らを追い返すが、その夜、バルトスという男がクラウスの前に現れる。様々な資格を持つバルトスを雇うことにした夫妻は、彼から受ける極上のサービスを楽しむように。しかしバルトスの若い妻ラナや、庭にプールを建てるためのブルガリア人たちも加わり、夫妻は事態をコントロールできなくなっていく。監督は「素粒子」のオスカー・レーラー。
ネット上の声
- 『パラサイト』ドイツ版?!
- ドイツ映画関連で
- 面白い!『パラサイト』みたいな感じなんだけど、最後の展開までハラハラさせられる!
- どうなるんだろ?って感じで観て行きあーそうゆう感じね!で落ち着き観終わってから気
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督オスカー・レーラー
- 主演カッチャ・リーマン
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2020年・第73回カンヌ国際映画祭(新型コロナウイルスの影響で通常開催を見送り)のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品。日本では「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」(21年11月18~21日、東京・ユーロライブ)で上映。
ネット上の声
- 全員再現度がそこそこ高いのとセットの雰囲気が相まってコントを見ている気持ちになり
- Enfant Terrible = 異端児、というタイトルがぴったりの人だったん
- オリヴァー・マスッチの見事な太鼓腹
- ファスビンダーの伝記映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国ドイツ
- 時間135分
- 監督オスカー・レーラー
- 主演オリヴァー・マスッチ