平凡なサラリーマンがついた、ほんの些細な嘘。その嘘が、同僚の死を巡る殺人事件の歯車を狂わせる、松本清張原作の傑作サスペンス。
大手建設会社に勤める平凡なサラリーマン、石野。ある日、汚職事件の渦中にいた同僚が謎の死を遂げる。警察の聴取に対し、石野はアリバイ作りのため、ほんの些細な嘘をつく。それは、愛人との密会を隠すための、ごく身勝手な偽りの証言。しかし、その一つの嘘が、事件の捜査を思わぬ方向へと導いてしまう。良心の呵責に苛まれながらも、嘘を重ねるしかない状況。やがて警察の疑いの目は、彼自身へと向けられる。日常が崩壊していく恐怖を描く、社会派ミステリーの金字塔。
ネット上の声
- 新大久保にこっそり愛人を囲っているサラリーマンが、愛人宅からの帰り道に知り合いの
- 知人が強盗殺人で起訴されている。 自分はアリバイを立証できるが、そ...
- 1960年 監督:堀川弘通 脚本:橋本忍
- これは面白いサスペンスでした☆3.0
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀川弘通
- 主演小林桂樹