社会の不条理を告発する作品で知られ、20世紀を代表する巨匠として世界の映画人に多大な影響を与えたと言われるジョージアのテンギズ・アブラゼ監督が1976年、当時ジョージアがソ連の構成国だった時代に手がけ、ある一組の恋人の悲劇的な愛を描いた人間ドラマ。20世紀初頭、革命前のジョージア東部カヘティ地方の美しい農村。時代の大きな変化を予感した村人たちは、それぞれに動揺し、美しい娘と青年の純愛が古い因習によって打ち砕かれていく。アブラゼ監督が67年に手がけた「祈り」、84年製作の「懺悔」とあわせて「祈り3部作」とされる。日本では1991年に劇場初公開。2018年、「祈り3部作」の劇場公開が実現し、本作もリバイバル公開。
ネット上の声
- 管理のカ、正義のセ、希望のキ
- 『祈り』の後に続けて観たので、色彩の鮮やかさに目を奪われました
- 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
- 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間107分
- 監督テンギズ・アブラゼ
- 主演リカ・カヴジャラーゼ