生前は誰にも認められなかった不遇の詩人。死後に名声を得た彼が、偽善に満ちた世界に見たものとは。
独立後のインド、カルカッタ。理想を追い求めるも、世間に認められない詩人ヴィジャイ。彼の詩は出版社に拒絶され、恋人にも裏切られ、失意の底に。そんな彼が、事故によって死亡したと誤解される。皮肉にも、彼の死後に出版された詩集は国民的な大ヒット。名声と富が転がり込むが、それは生身の彼ではなく「死んだ天才」への賛辞。偽善に満ちた社会、彼を死んだことにして利益を得ようとする人々。彼は自らの存在を叫ぶのか、それともこの世界から永遠に姿を消すのか。
ネット上の声
- グルダッドによる婉曲的『モダンタイムス』、“渇いている”のはどちらか?と言うのが
- 詩歌・律動に喚起されるショットの移ろいと闇の深まりに同化した役者たち
- 芸術を志す者を蔑ろにし、セックスワーカーを差別する
- この「驚き」には従う価値がある。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国インド
- 時間139分
- 監督グル・ダット
- 主演グル・ダット