巨匠マノエル・デ・オリヴェイラが自身の記憶を辿る。失われた古き良きポルトの街並みと、そこに生きた人々の追憶の物語。
ポルトガル映画の巨匠、マノエル・デ・オリヴェイラ監督が、自らの幼少期を過ごした故郷ポルトを巡る追憶の旅。20世紀初頭の活気あふれる街並み、裕福なブルジョワ家庭での暮らし、初めての恋、そして時代の変化の波。記録映像と再現ドラマ、そして監督自身のナレーションが交錯し、個人的な記憶が普遍的なノスタルジーを呼び起こす。今はもう失われてしまった風景と、そこに確かに存在した人々の息遣い。映画という魔法で蘇る、監督の心象風景。
ネット上の声
- 「コロンブス」DVDに「わが幼少時代のポルト」同時収録なの今さら知る
- あららら・・・・
- オリヴェイラの映画では一番のお気に入りの『アブラハム渓谷』のがポルト近辺の田舎町
- オリヴェイラの歳まで生きながらえ、かつ現役であり続けたからこそ為せた御業なんよ
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国ポルトガル,フランス
- 時間61分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ジョルジ・トレパ