十年来英国で大当りのアイヴァー・ノヴェロのミュージカル舞台劇を映画化したテクニカラーで一九五〇年作品。「キャラバン」「狂乱の狼火」のデニス・プライスと、フランスから渡ったジゼール・プレヴィルが主演し、「偽れる結婚」と同じくウォーウィック・ウォードが製作、ハロルド・フレンチが演出した。脚色は「笑う姫君」「ワルツ・タイム」のジャック・ウィッテンガムが製作者ウォードと協力して行い、「キャラバン」「情炎の島」のスティーブン・デードが撮影した。音楽指揮は「激情」「ベデリア」のルイス・レヴィである。助演者はこの映画で初めて大役を与えられたパトリシア・デーントン、十年前に舞台で役をつとめたアンソニー・ニコルズ及びオリーヴ・ギルバート、わが国に初めて紹介されるグレイ・ブレーク、古くからの脇役ミュリエル・ジョージ等である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国イギリス
- 時間115分
- 監督ハロルド・フレンチ
- 主演デニス・プライス