13歳の少女の視点で描く、アパルトヘイト下の南アフリカ。正義を信じる両親と、引き裂かれる家族の愛の物語。
1963年、アパルトヘイト政策が猛威を振るう南アフリカ。白人でありながら反アパルトヘイト活動に身を投じる両親を持つ13歳の少女モリー。ある日、父は国外へ逃亡し、母は警察に逮捕されてしまう。なぜ両親が危険な活動にのめり込むのか理解できず、母を奪われた寂しさと、周囲からの孤立に苦しむモリー。彼女の目を通して映し出されるのは、理不尽な人種隔離政策の現実と、それでも信念を貫こうとする人々の姿。愛する家族との時間と、社会正義の実現。その間で揺れ動く少女の葛藤と成長を、静かながらも力強く描く感動の実話。
ネット上の声
- 差別という犯罪
- アパルトヘイトの実態を暴いた、隠れた傑作
- 公開当時はまだネルソン・マンデラも釈放されず、20世紀にあっても尚まだ人種隔離差
- 1960年代の南アフリカで反アパルトヘイト運動を展開していたコミュニストの家族の
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イギリス,ジンバブエ
- 時間113分
- 監督クリス・メンゲス
- 主演バーバラ・ハーシー