今までにも数回映画化されたウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』のテクニカラー色彩映画化で、「ヘンリー五世(1945)」「ハムレット(1947)」のテクスト編集をしたアラン・デントの助言を得、イタリアのレナート・カステラーニ(「ささやかな希望」)が脚色・監督に当った。撮影監督は「第三の男」のロバート・クラスカー、音楽は「しのび逢い」のロマン・ヴラドである。出演者は「浮気は巴里で」のローレンス・ハーヴェイ、この作品のために発見された新人スーザン・シェントル、「黒水仙」のフローラ・ロブソン、「クオヴァディス」のノーマン・ウーランド、「バラントレイ卿」のマーヴィン・ジョンズ、「マレー・ゲリラ戦」のビル・トラヴァース、「ジュリアス・シーザー」のジョン・ギールグッドら。ヴェニス国際映画祭でグラン・プリを獲得した。
ネット上の声
- 古典もいい
- このレナート・カステラーニ監督作品からしばらくして製作されたフランコ・ゼフィレッ
- ロミオとジュリエット、翻案ものは傑作が多いんんですが、原作準拠の決定版といえばこ
- 気になる事は、ロミオとジュリエットが愛を語る場面が夜なのに照明が明る過ぎてムード
- 製作年1954年
- 製作国イギリス
- 時間140分
- 監督レナート・カステラーニ
- 主演ローレンス・ハーヴェイ