パリの街角、偶然の出会いとすれ違い。一人の青年が二人の女性の間で揺れ動く心を、エリック・ロメールが繊細な心理描写で紡ぐ、珠玉の恋愛譚。
1960年代、パリのモンソー地区。法学を学ぶ優柔不断な青年は、街で偶然見かけた美しい女性シルヴィーに一目惚れする。彼女に会うことだけを楽しみに毎日同じ道を通うが、ある日を境に彼女はぱったりと姿を消してしまう。シルヴィーを待ち続ける間、彼は空腹を満たすために入ったパン屋で、愛想の良い売り子の少女ジャクリーヌと親しくなる。会えない理想の女性への想いと、目の前にいる快活な女性への惹かれる気持ち。青年の心は、二人の間で複雑に揺れ動く。日常に潜む恋の駆け引きと、選択を迫られた男の決断の瞬間。
ネット上の声
- ロメールの「六つの教訓話」の第1作目🎬
- タルトが美味しそう、、😦
- 映画とパリ
- バルべシュローデルの気持ち悪さにロメールのねちっこい脚本ですごいぞ!だけど好き😄
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間28分
- 監督エリック・ロメール
- 主演バルベ・シュローデル