第一次大戦後、記憶を失った夫が帰郷。愛の記憶をめぐる、静かで切ない夫婦の再生物語。
第一次世界大戦が終結したスイスの山村。ジュリーのもとに、戦争で記憶を失った夫マルセルが帰ってくる。夫は妻の顔も、共に過ごした日々の記憶も、何も覚えていない別人となっていた。ジュリーは戸惑いながらも、かつての愛を取り戻そうと献身的に夫に尽くす。しかし、マルセルの心は固く閉ざされたまま。過去を失った男と、過去にすがる女。静寂な自然に囲まれた家で、彼らは夫婦として、そして人間として、新たな関係を築くことができるのか。愛とは何かを静かに問いかける、魂の物語。
ネット上の声
- 不幸な人たちが更に不幸になって終わるだけの、救いも希望もなにもない、ただただ哀し
- 全てが崩壊してしまうわけではなくランダムな暴力が秩序をズタズタに引き裂いて終わる
- スイスの山奥で実家暮らししてる中年男が婚活サービスで南の島からやって来た黒人女と
- 嫁いだ家出て拾われた男に差し入れしてもらったウォークマン片手に下着姿でひとり踊る
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国フランス,スイス
- 時間95分
- 監督アラン・タネール
- 主演マリー・ガイデュ