夏休みの寄宿舎。自殺したはずの少年と瓜二つの転校生が現れ、少年たちの閉ざされた世界が静かに狂い始める。
世間から隔絶された、緑豊かな全寮制の男子校。夏休みを迎え、校舎には3人の少年だけが残されていた。彼らの心には、少し前に自殺した友人・悠への複雑な想いが影を落とす。そんなある日、死んだ悠とそっくりな少年・薫が転校してくる。彼のミステリアスな存在は、少年たちの間に保たれていた危うい均衡を崩壊させる。愛憎、嫉妬、罪悪感。封印されていた感情が蘇り、現実と幻想の境界は曖昧に。過ぎ去ったはずの過去が、美しい夏の風景の中で蘇る、少年たちの魂の彷徨。
ネット上の声
- 【幻想的かつ耽美的なこの映画を25年ぶりに劇場で鑑賞し、イロイロと複雑な思いを持ちつつ、僥倖なる気分に浸った作品である。】
- 子どもの学芸会レベルの演技が観るに堪えなかった。 そもそも少年の役...
- 金子修介監督の最も得意なジャンル。
- 深津絵里15歳頃のお宝作品。
夏休みが舞台、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督金子修介
- 主演宮島依里