セリフは一切なし。音楽とダンスだけで綴る、一つのダンスホールを舞台にした50年間のフランス現代史。
舞台はパリに佇む一軒のダンスホール。1930年代から80年代まで、50年という時代の流れ。言葉を一切排し、音楽とダンス、そして人々の表情だけで物語は紡がれる。華やかなワルツの時代、ナチス占領下の緊張、解放後のスウィングジャズ、そしてロックンロールの熱狂。同じ俳優たちが時代ごとに異なる人々を演じ、出会い、恋に落ち、別れを経験する。歴史の渦に翻弄されながらも、人々が集い、踊り続ける場所。そこは、フランス社会そのものの縮図。
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ヴィルヘルム・ティーレ
- 主演ダニエル・ダリュー