狂王と呼ばれた孤高の芸術家、ルートヴィヒ2世。その夢と狂気、そして死を巡る幻想的オペラ。
19世紀ドイツ、バイエルン王国。ワーグナーに心酔し、芸術と夢の世界に生きた「狂王」ルートヴィヒ2世。政治を嫌い、ノイシュヴァンシュタイン城など壮麗な城の建設に巨費を投じる彼の姿は、現実世界との乖離を深めていく。理解されぬまま深まる孤独。やがて精神病の宣告を受け、王位を剥奪された彼を待つ、謎に満ちた死。全編が絢爛豪華な舞台装置とオペラで構成され、歴史的事実を幻想的なイメージで再構築した、孤高の魂への鎮魂歌。
ネット上の声
- 市役所の会議室で観ました。
- そこでヨーデル?
- 私のようなワグネリアンには無条件に心に響く、あまりにも粗野すぎるラインの黄金第一
- この世には理由はよくわからないがその特異性と不可思議さに感服せざるを得ない映画が
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ドイツ
- 時間140分
- 監督ハンス=ユルゲン・ジーバーベルク
- 主演ハリー・バール