ソ連時代のグルジアを舞台に、孫のため一本の梨の木を運ぶ老人の、笑いと涙に満ちた壮大な旅路。
ソ連時代ののどかなグルジアの村。頑固で心優しいルカじいさんの願いはただ一つ、息子夫婦の新居の庭に立派な梨の木を植えること。自ら育てた特別な苗木を掘り起こし、遠い道のりを運ぶと決意したルカじいさん。しかし、その巨大な苗木を運ぶ旅は、想像を絶する困難の連続。トラックの運転手、親切な村人、そしておせっかいな人々まで巻き込んで、前代未聞の大移動が始まる。果たして、ルカじいさんの純粋な想いは、無事に孫の元へ届くのか。ユーモアと温かい人間愛に包まれた、感動の物語。
ネット上の声
- 桃栗三年梨15年!
- ルカじいさんが梨の苗木を買いに孫と旅するグルジアのロードムービー
- 人生の酸いも甘いもという感じの易しいが甘くはない、人生まぁこんなもんじゃないか的
- 車が苗木をへし折る無惨な光景その文明批判的な描写の後に、車の荷台から見る花道の美
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督レゾ・チヘイーゼ
- 主演ラマーズ・チヒクワーゼ