17世紀のブルガリアを舞台に、オスマン帝国による強制的な改宗に抵抗し、自らの信仰と誇りを守ろうとする人々の闘いを描く歴史大作。
17世紀、オスマン帝国の支配下にあるブルガリア、ロドピ山脈の渓谷。キリスト教徒が暮らすこの平和な地に、帝国からの使者が訪れる。その目的は、住民全員をイスラム教へ強制的に改宗させること。改宗を拒めば死、受け入れれば魂の死。究極の選択を迫られた人々は、激しく抵抗する。フランスで教育を受けた羊飼いのカラブラヒムは、故郷と信仰を守るため立ち上がるが、圧倒的な武力の前に、村は血と炎に包まれていく。信仰とは何か、民族の誇りとは何かを問いかける、壮絶な抵抗の記録。過酷な運命に翻弄されながらも、尊厳を失わずに生きようとした人々の姿。
ネット上の声
- オスマン帝国支配下のブルガリアが舞台。デウシルメっていう血税制度が本当に過酷で、見ていて胸が苦しくなった。歴史の重みを感じる傑作。
- ちょっとマイナーなブルガリア映画だけど、すごく見応えがあった。歴史好きにはたまらないと思う。
- 激シブ。最高でした。
- 内容が重すぎて、ちょっと疲れちゃったかな…。歴史的な背景を知らないと、少し分かりにくい部分もあるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ブルガリア
- 時間164分
- 監督リュドミル・スタイコフ
- 主演ヨシフ・サルチェジェフ