老王の傲慢が生んだ、愛と裏切りの悲劇。荒野を彷徨う王が見たものは、世界の真実か、それとも狂気か。
中世ブリテンの老王、リア。甘言を弄した二人の娘に国を譲り、真実の愛を告げた末娘を勘当。しかし、権力を失った彼を待っていたのは、娘たちの冷酷な裏切りと追放。全てを失い、嵐の荒野を彷徨う中で、リアは狂気の淵へと堕ちていく。そこで彼が見たものは、人間の愚かさと世界の非情な真実。ロシアの巨匠がシェイクスピアの悲劇を圧倒的な映像美で描く、人間の尊厳を問う壮大な叙事詩。
ネット上の声
- ロシアのシェークスピア劇の傑作です。
- 黒澤はこれ観て「乱」を製作!と思う・・・
- アテネフランセでグリゴーリ・コージンツェフの2作を上映するということで、レンタル
- これはもう道化ファン向けの...(笑)登場・退場・再登場のタイミングからして、あ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ソ連
- 時間136分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演ユーリ・ヤルヴェット