1950年代と80年代、アメリカの異なる場所で起きた二つの殺人事件。静謐な風景が映し出す、人間の心の闇。
                
                1950年代、ウィスコンシン州の田舎町。孤独な農夫エド・ゲインが起こした猟奇殺人。そして1980年代、カリフォルニア州の郊外。平凡な女子高生による同級生殺害。時代も場所も異なる二つの事件を、監督は静謐な風景ショットと、俳優による独白形式の再現で淡々と並置。観る者にアメリカ社会に潜む暴力性と狂気を突きつける、実験的ドキュメンタリー。風景はただそこにあるだけなのか、それとも事件の証人なのか。観客の倫理観を揺さぶる衝撃作。
            
            
                
                        ネット上の声
                        
                            
                                - 静と動の妙だったり、合間に並ぶ景観ショットは他のタイトル同様にハッとするものがあ
 
                            
                                - 謎の固定カメラや延々と続くインタビュー映像に彼岸的な哲学模様を感じ取りついつい希
 
                            
                                - ずっと本人の映像かぁ面白いなと思って観てたのに違うんかいそれはそれで面白いな、黙
 
                            
                                - どれだけ長い語りを聞いたあとも風景それ自体はただ風景として決して打ち返してはこな
 
                            
                        
                 
            
            
            
            
            
                
                    - 製作年1986年
 
                    - 製作国アメリカ
 
                    - 時間95分
 
                    - 監督ジェームズ・ベニング
 
                    - 主演ロンダ・ベル