海辺の町、茅ヶ崎。夏を生きる若者たちの、目的のない日常と、そこはかとない倦怠感を描く青春群像劇。
夏の陽光が降り注ぐ海辺の町、茅ヶ崎。サーフショップに集う若者たちの、とりとめのない会話と過ぎていく時間。明確な目標もなく、ただそこにある日常をやり過ごす彼らの姿。そこには劇的な事件も、感動的な結末もない。しかし、ふとした瞬間に見せる表情や言葉の端々に、未来への不安や焦燥、そして仲間との束の間の安らぎが滲む。森田芳光監督が8ミリで切り取った、70年代の若者たちのリアルな空気感。忘れられない夏の一瞬の記録。
ネット上の声
- 「車と男と女があれば映画ができる」と言ったゴダールの実践であり、被写体を優しく見
- 昔、文芸地下で観たが、こういう人が監督になれるのかと、8ミリ映画を作っていた私は
- うまく言えないけど、この映像を撮った人がもういないと思うと悲しくなった
- 美術館の展示品みたい〜これを映画館で見れたのは貴重な体験だった
青春、 ファンタジー
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督森田芳光
- 主演青木真己