戦争の狂気が日常を壊す。それでも人生は鳴り響く!愛と笑いと音楽に満ちた、奇跡のような人間賛歌。
1992年、ボスニア紛争勃発前夜のセルビア国境の村。鉄道技師のルカは、観光鉄道の開通を夢見る楽天家。しかし、戦争が彼の日常を無残に破壊する。妻は駆け落ちし、息子は徴兵され敵の捕虜に。絶望する彼の元へ、息子との人質交換要員として、敵国の女性サバハがやって来る。憎むべき敵同士、しかし二人の間にはやがて愛が芽生えてしまう。戦争の狂気と不条理の中、動物たちも巻き込んで繰り広げられる大騒動。愛と音楽と笑いに満ちた、エミール・クストリッツァ監督が贈る奇跡の物語。
ネット上の声
- 【バルカンミュージックに乗せて、同一地域に住む異民族の愚かしき争いを描いたシニカルコメディ。エミール・クストリッツァ監督の、民族間の諍いを越えた愛を描いた人間賛歌の作品でもある。】
- クマ、ロバ、犬、猫、ガチョウ、馬、etc. 予備知識を何も持たずに観ると、最初はクマ退治の映画なんじゃないかと思ってしまう。
- 「アンダーグラウンド」以上に身近な題材だったはずだが…
- 天真爛漫サバーハの生き様が眩しい愛の物語
サッカー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国セルビア=モンテネグロ,フランス
- 時間154分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演スラヴコ・スティマチ