息子の死をきっかけに、ローマの貧困層に身を投じた貴婦人。彼女は聖女か、狂人か。
第二次世界大戦後のローマ。裕福なアメリカ人アイリーンは、社交界での華やかな生活に明け暮れる日々。しかし、息子の突然の死が彼女の日常を打ち砕く。「あなたのせいだ」という息子の言葉に苛まれ、深い罪悪感に囚われた彼女。贖罪を求めるように、ローマのスラム街に生きる貧しい人々の救済に身を投じていく。だが、彼女の献身的な行動は、夫や社会から理解されず、次第に狂気の沙汰と見なされてしまう。真の救済とは何かを問いかける衝撃の物語。
ネット上の声
- 聖女か狂気か…
- 途中これは政治映画かと見えて嫌な予感がしたが、そうではなかったが教条映画みたいな
- 息子への贖罪として奔走する母親のドラマは、終盤に博愛精神へと突き進む彼女を宗教的
- 本作は、決して資本主義批判であったり、社会主義プロパガンダであったり、キリスト教
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演イングリッド・バーグマン