「ドイツ零年」「七つの大罪」(第四話)のロベルト・ロッセリーニが製作監督に当った一九五二年作品。現代のヨーロッパに生きる一女性の苦悶を描くロッセリーニ自身の書卸しストーリーを、ロッセリーニ、サンドロ・デ・フェオ、マリオ・パンヌンツィオ、イーヴォ・ペリッリ、ブルネロ・ロンディの五人が協同脚色した。撮影は「ポー河の水車小屋」のアルド・トンティ、音楽は「ドイツ零年」のレンツォ・ロッセリーニの担当。渡伊したイングリッド・バーグマンの「ストロンボリ」につぐ主演作品で、彼女をめぐって、米国俳優アレクサンダー・ノックス、エットーレ・ジャンニーニ、ジュリエッタ・マシーナ、子役サンドロ・フランキーナ、テレーザ・ペッラーティらが出演。
ネット上の声
- 聖女か狂気か…
- 途中これは政治映画かと見えて嫌な予感がしたが、そうではなかったが教条映画みたいな
- 息子への贖罪として奔走する母親のドラマは、終盤に博愛精神へと突き進む彼女を宗教的
- 本作は、決して資本主義批判であったり、社会主義プロパガンダであったり、キリスト教
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演イングリッド・バーグマン