夢と現実の境界で、失われた記憶の欠片を探す男女。静謐な映像が紡ぐ、幻想的な愛の寓話。
海辺の町で、静かに暮らす男と女。二人の関係は、恋人でも家族でもない、どこか曖昧なもの。彼らの日常には、常に過去の記憶の影がつきまとう。失われた時間はどこへ行ったのか。男は眠り、女は目覚める。繰り返される日々の中で、二人は互いの夢と現実を行き来し、失われた「何か」を探し続ける。やがて二人の記憶が交錯する時、世界の輪郭が静かに揺らぎ始める。触れられない想いを描く、詩的な映像物語。
ネット上の声
- 田村正毅の手になる撮影がさすがに匠の技で安定感あったが話自体はなんか高校生とかで
- その視点を超えも溢れもしないまま、男が男の目線で女を主人公として撮っている映画ほ
- 男の子が入浴している間に、脱ぎすてられた靴下を女の子がくんかくんかしてる姿が愛お
- 環境音は豊かだし人物の口は動いているのに、声だけ聞こえないという世界を初めて体験
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間20分
- 監督七里圭
- 主演安妙子