ヌーベルバーグを牽引したフランスのジャック・リベット監督が、現代のパリを舞台に太陽の女王と月の女王の対決を描いたファンタジー。パリの街に現れた太陽の女王と月の女王。地上に生を受けることができる魔法の石をめぐって繰り広げられる2人の闘いに、人間たちも巻き込まれていく。リベット監督がジェラール・ド・ネルバルの小説に着想を得て構想した未完の4部作「火の娘たち」の1作で、奇想天外なおとぎ話にフィルムノワールの要素を盛り込みながら美しく詩的な映像で描き出す。リベット監督作の常連であるビュル・オジエとジュリエット・ベルトが太陽の女王と月の女王をそれぞれ演じた。日本では「ジャック・リヴェット映画祭」(2022年4月8~28日/東京・ヒューマントラストシネマ渋谷)で劇場初公開。
ネット上の声
- また凄い監督と出会ってしまった
- リヴェット76年作
- 昼間よりも夜の方が、外でよりも室内の方が、単純な室内よりも廊下とか地下道とかで撮
- 人間の発話とおなじくピアノの音色、革靴の音、鳥の鳴き声などが前衛化され、人間の空
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間121分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ジュリエット・ベルト