「ベニスで恋して」のイタリア人監督シルビオ・ソルディーニが、夫の突然の失業によって危機に陥った中年夫婦を描いた人間ドラマ。会社経営者の夫ミケーレと豪邸で暮らすエルサは、1人娘のアリスが成人して手を離れ、長年の夢だったフレスコ画の学位取得を目標に研究に打ち込む日々を送っていた。ところがある日、夫が共同経営者に会社を乗っ取られてしまったことが判明。それをきっかけに、仲の良かった夫婦の関係に亀裂が生じはじめ……。妻エルサを「はじまりは5つ星ホテルから」のマルゲリータ・ブイ、夫ミケーレを「ローマでアモーレ」のアントニオ・アルバネーゼ、娘アリスを「ハングリー・ハーツ」のアルバ・ロルバケルがそれぞれ演じた。日本では「イタリア映画祭2008」で上映後、17年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町で開催の「Viva!イタリアVOL.3」にて劇場公開。
ネット上の声
- 題材としてはよくある話だけど、ずっと身につまされっぱなしで気軽には見れなかった
- 共同経営者を外され失業したことを二ヶ月後に妻へ報告し、それから生活が一変する
- 夫が職を失い、家や船を手放し豊かな生活から一変お金の不安を感じながらの日々
- 絶望して小さくうずくまったときに、そっと寄り添ってくれる人がいていいなぁ
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イタリア,スイス,フランス
- 時間117分
- 監督シルヴィオ・ソルディーニ
- 主演マルゲリータ・ブイ