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ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2018~19シーズンの第10作。フランス革命に翻弄された修道女たちの史実をプーランクの鮮やかな音楽でオペラ化した「カルメル会修道女の対話」(2019年5月11日上演)を収録。18世紀末、フランス革命に揺れるパリ。ド・ラ・フォルス侯爵家の娘ブランシュは極端に神経質なため俗世界で生きていけず、コンピエーニュにあるカルメル会の修道院に入る。しかし革命政府は修道院の解散と建物の売却を決定し、司祭も追放されてしまう。修道女たちは殉教を決意するが、怯えたブランシュは修道院から脱走。やがて、潜伏して密かに信仰を守っていた修道女たちは捕らえられ、死刑宣告を受ける。修道女たちが断頭台に上る中、群衆の間からブランシュが現われ……。
ネット上の声
- とにかくカリタ・マッティラが凄かったというか、もはやカリタ・マッティラが死ぬとこ
- マーニーでも主役だったイザベルレナードが演じるブランシュ、高音は勿論、低音もとて
- カルメル会修道女16人が革命の大義によってギロチンにかけられたという史実をオペラ
- 修道女の集団殉教の宗教オペラとみえて、実は作者は集団殉教に批判的ではと思えた
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演イザベル・レナード
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ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)で上演される最新公演を映画館で上映する「METライブビューイング」の2015~16シーズン第10作。シュトラウス作曲によるギリシャ悲劇の傑作オペラを、本作が遺作となったパトリス・シェローによる新演出で描く「エレクトラ」(16年4月30日上演)をスクリーン上映する。神話の時代。ミケーネ王国の王女エレクトラは、父王アガメムノンの命を奪った母クリテムネストラとその愛人エギストへの復讐を誓うが、頼りにしていた弟オレストが追放され行方不明になってしまう。やがて、オレストが死んだことを知らされたエレクトラは1人きりで復讐することを決意。しかし実はオレストは生きており、再会した姉弟はついに復讐を果たす。鬼才エサ=ペッカ・サロネン指揮のもと、ニーナ・ステンメ、バルトラウト・マイヤーら実力派歌手たちが凄絶なメロディを歌い上げる。
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ニーナ・ステンメ
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ジェノバ市民のリーダー、パオロによって、総督候補に担がれたシモン(プラシド・ドミンゴ)。シモンは貴族の娘マリアと愛し合っており娘ももうけたが、マリアの父フィエスコ(ジェイムズ・モリス)がそのことを知りマリアを閉じ込めてしまう。シモンは、フィエスコの怒りを解きマリアとの愛を成就させるために出馬するが、すでにマリアは命を落としていて……。
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演エイドリアン・ピエチョンカ