全4作品。ヨハン・ボータが出演した映画ランキング

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）の最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」の2015～16シーズン第3作で、ドイツのバルトブルク城に伝わる伝説をモチーフにしたワーグナーの大作「タンホイザー」（15年10月31日上演）をデジタル映像化しスクリーン上映。13世紀ドイツ、テューリンゲン地方。騎士で吟遊詩人のタンホイザーは領主ヘルマンの娘エリーザベトを愛していたが、愛の女神ベーヌスが支配するベーヌスベルクで官能の闇に迷い込み、愛欲に溺れる日々を送っていた。やがて人間界に戻ったタンホイザーは、バルトブルク城の歌合戦で官能の喜びを歌い上げたことをとがめられ、ヘルマンから贖罪のローマ巡礼を命じられる。MET音楽監督ジェームズ・レバイン指揮のもと、ヨハン・ボータら人気ワーグナー歌手が熱唱する。

古代エジプトの王宮では、エチオピアとの戦いに出掛ける将軍ラダメス（ヨハン・ボータ）と、奴隷として捕らえられているエチオピアの王女アイーダ（ヴィオレタ・ウルマーナ）がひそかに愛し合っていた。しかし、ラダメスを愛するエジプトの王女アムネリス（ドローラ・ザジック）が、ラダメスとアイーダの仲を疑い始め……。

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される世界最高峰のオペラをスクリーンで上映する「METライブビューイング」の2014～15シーズン第5作で、巨匠ジェームズ・レバイン指揮によるワーグナーの喜劇大作「ニュルンベルクのマイスタージンガー」（14年12月13日上演）を上映。16世紀ドイツ。ニュルンベルクの町にやって来た騎士バルターは、金細工師の娘エファと恋に落ちる。エファと結婚するためには歌合戦で優勝しなければならないと知ったバルターは、歌匠（マイスタージンガー）である靴屋の親方ザックスのもとで「歌の規則」を学ぶが、実はザックスもエファに思いを寄せており……。演出家オットー・シェンクがドイツの古都を雰囲気たっぷりに再現し、ヨハン・ボータやアネッテ・ダッシュら人気ワーグナー歌手たちが生きる歓びを熱唱。

15世紀末のキプロス島、ムーア人の将軍オテロ（ヨハン・ボータ）は気高く強い力を持つ英雄として民衆に慕われていた。彼の存在によって出世できなくなったことを恨む旗手ヤーゴ（ファルク・シュトゥックマン）は、オテロが新妻デスデモナ（ルネ・フレミング）を深く愛していることにつけこみ、彼をわなにはめようとたくらむ。デスデモナと副官のカッシオ（マイケル・ファビアーノ）の不貞をヤーゴに信じ込まされたオテロは……。