全6作品。マルセロ・アルバレスが出演した映画ランキング

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラを映画館でデジタル上映する「METライブビューイング」の2014～15シーズン第10作で、人気演出家デビッド・マクビカーの新演出によるマスカーニの名作オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」（15年4月25日）をスクリーン上映。19世紀シチリア。居酒屋の息子トゥリッドゥは、兵役中に恋人ローラを資産家の馬車屋アルフィオに奪われてしまう。トゥリッドゥはローラを忘れようと村娘サントゥッツァと親しくなるが、嫉妬したローラは再びトゥリッドゥに接近。トゥリッドゥに捨てられたサントゥッツァは、怒りにかられてアルフィオにすべてを暴露するが……。世界的テノール歌手マルセロ・アルバレスをはじめ、ジェリコ・ルチッチ、エバ＝マリア・ベストブルックら人気スターたちが男女の愛憎をドラマティックに歌いあげる。「レオンカヴァッロ『道化師』」との2本立て上映。

政治犯の友人の逃亡を助けたため、警視総監のスカルピアに逮捕された画家のカヴァラドッシ（マルセロ・アルバレス）。そんなカヴァラドッシを愛する歌姫トスカ（カリタ・マッティラ）は、スカルピアに懇願して彼を救おうとする。トスカを狙っていたスカルピアは、通行証をだしに、トスカをわが物にしようとするが……。

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演されるオペラの名舞台を、上演からわずか数週間後に映画館で上映する「METライブビューイング」の2014～15シーズン第10作。世界的テノール歌手マルセロ・アルバレスと人気演出家デビッド・マクビカーがタッグを組んだレオンカバッロの傑作オペラ「道化師」（15年4月25日）をスクリーン上映する。19世紀後半の南イタリア。とある村に、道化師カニオ率いる旅回り一座がやって来た。一座のスター女優であるネッダはカニオの妻だったが、嫉妬深い夫に嫌気が差して愛人をつくってしまう。ネッダに思いを寄せるトニオによって妻の不貞を知ったカニオは、激怒しながらも芝居の準備を進めるが、次第に芝居と現実との区別がつかなくなっていく。「マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』」との2本立て上映。

20世紀、スウェーデン国王グスターヴォ（マルセロ・アルバレス）は、腹心の部下アンカーストレーム伯爵（ディミトリ・ホヴォロストフスキー）の妻アメーリア（ソンドラ・ラドヴァノフスキー）に恋心を抱いていた。一方のアメーリアは王に恋している状況に後ろめたさを感じ、恋を忘れる薬草を摘みに行った場所でグスターヴォに遭遇。自分たちの気持ちを伝え合う。そのことを知ったアンカーストレームは復讐（ふくしゅう）を誓い、国王暗殺をたくらむ勢力に加わり……。

女奴隷アイーダ（オクサナ・ディーカ）は将軍ラダメス（マルセロ・アルバレス）と愛し合っていた。そんな二人の仲に王女アムネリス（ルチアーナ・ディンティーノ）は嫉妬する。しかし、実は敵国の王の娘であったアイーダに、ラダメスは情報を漏らしてしまう。捕えられたラダメスに、アムネリスは交換条件を提示するが……。

ジプシーの老婦人アズチェーナの子でトロヴァトーレ（吟遊詩人）の騎士マンリーコ（マルセロ・アルバレス）は、敵であるルーナ伯爵（ディミトリ・ホヴォロストフスキー）の女官レオノーラ（ソンドラ・ラドヴァノフスキー）を愛していたが、ルーナも同様だった。何度も戦った結果レオノーラは、マンリーコが勝ち得る。復讐（ふくしゅう）を誓ったルーナは怪しい行動をするアズチェーナ（ドローラ・ザジック）を捕まえ、彼女の処刑を脅しとしてマンリーコをおびき出し……。